9月26日、ストラスブールから電車に乗って5時間。
リヨン・パール・デュー駅に着いた。
リヨンは雨。予報通りの天気に、ちょっとしょんぼり。
まずはメトロとケーブルカーを乗り継いで、ユースホステルへ。

ケーブルカーに乗るなんて何年ぶりだろう。斜めに登っていく感覚が、旅への期待を高めてくれた。
リヨンのユースホステルは
フルヴィエールの丘へ行く途中にあって、
リヨンの景色が見下ろせるロケーション抜群のところ。
チェックインを済ませて荷物を置き、休む間もなく新市街にある観光局へ。
ホテルを出て、中心街まで行くためには坂を下りなければならない。これがなかなか傾斜の大きい坂で。坂を下りながら、帰りはきつそうだなと思った。
リヨンの街は、
ソーヌ川を隔てて新市街と旧市街に分かれている。観光局で地図をもらって、まずは新市街を散策することに。
観光局のある
ベルクール広場を起点に、ショッピング街を歩いた。時間が過ぎていく毎に雨は強くなり、気温も低くなってきた。お腹も空いてきたので、レストランに入ろう!ってことでレストラン探しへ。地球の歩き方の地図に載っているレストランの多い通り、
Rue Merciereと
Rue St Jeanをうろうろ。
リヨンに来たからには、
リヨン名物の
サラダリヨネーズと
クネルを食べたい!寒い中さんざん歩き回って決めたのが、新市街にある
“Le Saint Joseph”と言うレストラン。お客さんがたくさんいて、残念ながら店内席はなくテラス席に。これが後々悲劇を呼ぶことに・・・
お目当てのサラダリヨネーズとクネルをオーダー。アントレはエスカルゴ。エスカルゴを食べたのは久々だったけど、超美味でした。
サラダリヨネーズは名前しか知らなかったので興味津々。

Lardon(ベーコン)とトロトロタマゴ、クルトンにワインビネガー&マスタードソース・・・カリカリ・トロトロの食感、ソースの酸味をタマゴがマイルドにしてめちゃウマ〜〜!!
これだったら家で作れるなと思ったので、近いうちに挑戦する予定。
お次はクネル!・・・と思ってたのに、なかなか来ない。テラス席ではストーブがついていたものの、私たちの席からは遠く、雨は強くなるは寒くなるはで、待たされている間は拷問されてるみたいだった。
クネルは他のものより時間のかかる料理みたいだったけど、あまりにも遅いので痺れを切らしてウェイターに「クネルまだですか?」と聞いたら、「人が多いからあと2分待って」と言われた。フランス人ってよく「
2 minutes」って使うよね・・・日本人もよく使うけど。だいたいこう言う時って、その時間通りに来ることは少ない(笑)。
いよいよ待ちに待ったクネル。

魚のすり身とライスにカクテルソースがかかっていた。思っていたより上品な味で、ソースとの相性は抜群。すごく美味しかったけど、サラダリヨネーズに軍配。
その後デザートが来るのもすごく時間がかかった。体もすっかり冷え切って、早くホテルに帰りたい気持ちでいっぱいだった。
デザートも美味しかったけど、ゆっくり味わう余裕もなく食べ終わり、会計を済ませてホテルへ向かった。
雨も風も強くて、傘を持つ手はかなり冷たかったけど、
フルヴィエールの丘の上に建つノートルダムバジリク聖堂と隣のタワーのライトアップがキレイで、思わず足を止めた。

すごく寒かったけど、この景色には癒されたな。
ホテルに戻るまでの坂は、予想通り本当に大変でした・・・。
9月27日、この日も朝から雨。すっきり晴れた秋の空の下、
リヨンの街を
フルヴィエールの丘から眺めたかったけど、それは叶えられそうになかった。
ホテルから
フルヴィエールの丘へ上り、丘の上から
リヨンの街を見下ろした。遠くは霞んでたけど、しばらくぼーっと眺めてた。
そのまま
バジリクノートルダム聖堂へ。

白亜の聖堂に立派な彫刻。ストラスブールのカテドラルは威厳があって男性っぽいけど、
リヨンのノートルダムは女性っぽいなと思った。
教会内の装飾は煌びやか。
祈りを捧げるろうそくは、
トリコロールカラーでキレイだったのでたくさん写真を撮ってしまった(笑)。
わざとピントを外して撮ったのがコレ↓。超お気に入り。

教会内部にモダンなエレベーターが付いていたのにはびっくりだった。装飾もきれいだけど、エレベーターがある教会は初めて見たなぁ。
この後、丘の中腹にある
古代ローマ劇場へ。ローマ時代に建てられたものなので、
ポンペイで見た劇場と同じ半円形。ステージに立って声を出すと、声が反響して聞こえる!工夫が施されていてすごいなぁと感心。
丘を下って旧市街を散策。

丘を下る途中にはすごく長い階段があった。階段を下りたらかわいい街並みがお目見え。写真に撮りまくる。ほんとにイタリアっぽい!
旧市街では
サン・ジャン大司教教会へ。
ここの
ステンドグラスがとてもキレイだった。
ステンドグラスに描かれた絵にもちゃんと意味が説明されていて、今まで漠然と見ていた
ステンドグラスとは違ってストーリーがわかりやすくておもしろかった。

その後は石畳の旧市街の通りを歩いた。旧市街は古い建物が多くて、味があるな〜と思った。貧乏旅行のため美術館などはほとんど入らず街を散策。ギニョルの人形グッズはかわいかったけど、なんとなく目が怖かったので、購買意欲が沸かなかった。
そして、再度新市街へ。
ベルクール広場ではローヌ地方の特産物
マルシェをやっていて、美味しそうなにおいに誘われてフラフラ〜っと買ったのが
マロンショー(焼き栗)。1ユーロでたくさん入ってて、ストラスより安い!もうこんなものを売る季節になったのか・・・とちょっとしんみりしちゃったけど。
マルシェを通り越してうろうろしていたら、街中を走るバスが普通と違っていることを発見した。

バスの上部には、電車と同じように電線がつながっていて、でも走ってるのは普通の道。
これってなに!?と、好奇心に駆られ2人でバスの後を追いかける(寒いのに元気すぎる・笑)。
ずっと見ていたら、電線をつないでいたバスが急に電線の結合部を外した。えぇ!?どういうこと?とさらに不思議になって、ずっと観察してたけど結局答えはわからず・・・
推測:ガソリンと電気を使い分けるエコカーってこと?と自己解決してしまった。正解?
トラムはコロっとしててかわいらしかったなぁ。イメージは、
キャスパーみたいな感じ。
結局雨は1日中止むことはなく、28日アヴィニヨンへ発つ最後の最後まで雨は降り続いた。
リヨンは天気には恵まれなかったけど、美味しい物も食べられたし、かわいい街並み、きれいな教会、不思議なバスと多様な魅力に富んでいて楽しかったな。